出展者・会場・来場者・主催者が一体となって作り上げることをコンセプトに「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2025」が、3月12日から4日間にわたり、ホテルカンラ京都で開催された。
今回のテーマは「地域や自然と共にあるものづくりの作り手たちの言葉を伝えること」。全国から集まった69組の工芸や手仕事の作り手たちが、ホテルの地下1階から地上5階までの客室を活用し、それぞれの作品を展示・販売しながら商談を行った。
本展の特徴は単なる展示販売ではなく「対話によって生まれる新たな交流の場を作る」ことにある。会場には洗練された装いの来場者が多く訪れ、各部屋を巡りながら作り手との対話を楽しんでいた。
2025年5月号(4/15発行)掲載