12月3日カレンダーの日/暦文協「新暦奉告参拝」

(一社)日本カレンダー暦文化振興協会(略称暦文協・中牧弘允理事長)は、12月3日の「カレンダーの日」に、令和4年(2022年)の暦原本を神前に奉告し、暦(カレンダー)を手にするすべての人々の平和と幸福を祈願する「新暦奉告参拝」を斎行した。明治神宮での開催は9回目となる。清々しく厳かな雰囲気の中、コロナ禍を考慮し無観客かつ5名での参拝となった。参拝後の特別講演会と暦予報の発表は完全リモート開催となった。

講演/三須啓仙氏(東洋運勢学会 会長)

天地自然の法則に順応し、運にあった行動で良い年に

「運は存在し、人生に影響を与える」という考えを前提にするのが運勢学です。その前提の上で、自らに関わる運の状態を知り、良い時を選び、良い方位を選び、その時々の運にあった行動を選ぶことで、良い結果を導くことができる、と私は考えます。東洋の運勢学における考え方の基本は、天人合一の思想と、この世には天地自然の理と呼ばれる宇宙全体を律する原理・法則があるという考え方です。そして天と地の間に生活する人間の行動や運命も大自然を支配する原理法則に支配されるという考え方を前提にしています。運勢の傾向を調べる時も相性や人間関係の傾向を調べるときにも、この法則が生きてきます。「天地自然の法則に順応した生き方」を追求することが、運勢学に与えられたミッションで、それを果たすための一環として「九星幸運暦」を毎年発行しています。

 

2022年2月号(1/15発行)掲載

最新情報をチェック!