四国団扇/SDGsに取り組むうちわを開発

四国団扇㈱(本社香川県、尾崎孝治社長)は、事業と一体化した価値創造型CSRを推進し、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。年間2千万本販売するPP(ポリプロピレン)うちわ。その焼却時に発生する二酸化炭素の削減に向けて、新商品の開発に取り組んだ。従来のプラスチックうちわは、骨や柄の殆どがPP製だが、新商品の「エコファン」には、新素材LIMEX(ライメックス)を使用、石油由来樹脂のプラスチック材料を35%削減した。原料調達・輸送・処分の工程で、気候変動に影響を及ぼすCO2などの排出量を同社の従来品より35%以上削減できる見込みである。「エコファン」の開発にあたり、SDGsが掲げる17の開発目標のうち⑫「つくる責任つかう責任」⑬「気候変動に具体的な対策を」のゴールへの貢献を目指した。

続きは2021年8月号(7/15発行)掲載

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