コロナ禍のネット通販/たばき 橋本直樹 社長「出荷量増加でギフト事業に集中」

——貴社は主力がネット販売です。コロナ禍の1年間、事業はどのように推移しましたか。

「2019年とコロナ禍の2020年の集計を取ったのですが、第1回目の緊急事態宣言が出た2020年5月の売上げは、前年比148%と相当な伸びを示しました。集計をしていない昨年の2〜4月も、おそらく130〜140%くらいで推移したと思われ、ネットの恩恵を受けています。ただ、この期間は受注量、出荷量が多過ぎてさまざまな作業や取引を縮小したり、ストップをかけたりしました。当社はギフトとは別に生活日用品や文房具の販売も行っていましたが、それらをすべて止めました。現在は正味、ギフトショップになっています」

「昨年7月からはビジネスをギフト一本に絞った結果、10月83%、11月94%と前年割れを示したものの、9月100%、12月128%、今年1月107%、2月112%、3月126%と好調な数字を上げています」

 

続きは2021年7月号(6/15発行)掲載

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